アジア火災ネットニュース Asia Fire News

ロゴ画像

Country

No. of damaged bldgs

Kind of Fire

Dead

Injured

Years and Months

Free Keywords

It may take time until indication for a detailed search. Please wait a moment!

Asia Fire News

20190626 ソウルの小学校で火災、教師・児童無事避難=日ごろの訓練生きる

国旗の画像

Korea Jun 26 2019 “Schools”

Dead : dead 0 or unknown Burnout : 1 to 29 Injured : injured 0 or unknown

ソウルの小学校で火災、教師・児童無事避難=日ごろの訓練生きる 

Updated: 20190627 

 

 26日午後、ソウル市恩平区内の恩明小学校で火災が発生し、校舎や車10台が燃えた。当時、教師11人と児童116人が学校に残っていたが、死傷者は出なかった。 

 

 消防・教育当局などによると、火事は同日午後359分ごろ、同小学校のゴミ分別場で発生した。燃えさかる炎はすぐそばの別館1階駐車場に燃え移って車10台を焼き、あっという間に5階建ての校舎に広がった。住民は「『ポン』という音が相次いで鳴った。真っ黒な煙が空に上がっていった」と話す。消防車80台と消防隊員265人が1時間半で完全に鎮火した。 

 

 この日は普段よりも正規授業が早く終わり、児童の多くが下校した状態だったが、音楽・図工など放課後の活動をしていた児童116人が火災発生時、本館・別館・校庭に残っていた。 

 

 消防当局は「学校で普段から実施していた消防訓練や、教師たちの落ち着いた対応で、死傷者の発生が防げた」と述べた。別館5階で放課後の活動を指導していた女性教師キム教諭(32)とクォン教諭(33)は、児童を先に避難させた後に炎に囲まれたが、危ういところを消防当局に救助された。2人は火を避けてトイレに移動後、再び音楽室に行ったところを救出され、病院に搬送された。2人とも煙を吸ってはいるものの、命に別状はないとのことだ。 

 

 ソウル市教育庁は同日、「火事発生に気付いた教師はまず消火器で火を消そうとしたが、鎮火に至らず、教務室に知らせた。教頭がすぐに数回にわたり放送で避難を指示、各教室で活動を指導中だった教師が迅速に児童の避難を促した。当校は普段から避難訓練を実施しており、今月初めも全児童が訓練をしていたことが大きな助けになったと見られる」と語った。 

 

 ある6年生男子児童(12)は「最初は黒い煙が出ていたので火事の避難訓練だと思ったが、火事が発生したという教頭先生の放送を聞いて驚いた。先生方が外に出る道を教えてくださったので、早く避難できた」と語った。 

 

 警察と消防当局は27日に合同鑑識を行う。 

 

Web Source: The Nation

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/06/27/2019062780056.html

Back to Index