シンポジウム「ガソリン散布を伴う放火火災に備える」
2022年11月01日
火災科学研究所シンポジウム(11/25)
「ガソリン散布を伴う放火火災に備える」
2021年12月17日に大阪市北区の小規模雑居ビルでガソリンがまかれた放火火災が発生しました。その約2年半前に起きた京都 アニメーション第一スタジオでの放火がまだ記憶に新しかったことでしょう。残忍な手口は到底許されない犯行ですが、こうした事象が発生した場合に何らかの手立てはないのでしょうか。本シンポジウムは、大阪での放火事件からおおよそ1年が経過することを受けて、ガソリン放火火災の対策について専門家をパネラーに迎えて議論すると共に、一般の方々とも共有する機会を持つために企画されました。多くの方々の参加をお待ちしています。
開催日時:2022年 11月25日(金) 14:00~17:00
会 場 :東京理科大学
・神楽坂キャンパス:森戸記念館
・ 野田キャンパス:火災科学研究センター実験棟
・同期オンライン:Zoom※
※外部からの参加と共に、神楽坂・野田の両会場をつなぎます
主催 :東京理科大学総合研究院火災科学研究所
(協力) 東京理科大学 野田市・流山市との連携協定に基づく連携推進委員会
参加費 :無料
申込期限 :2022年11月11日(金)
【開催概要】
1.趣旨説明 水野雅之(東京理科大学)
2.講演(質疑応答含め20分、実演を含む③④の講演は30分を予定)
①江戸から東京へ引き継がれてきた町割りの中で防火を考える
-神楽坂で生きる私たち-
飯田公子(神楽坂文化振興俱楽部(神楽おかみさん会))
② ガソリン散布火災に関する種々の実験
岡本 勝弘(科学警察研究所)
③ 消火シートによるガソリン火災の消火・抑制効果
遠藤 辰基(ヤマトプロテック)
④ 瞬時に、広範囲に放射、 ガソリン等への引火を防ぐ
新発想の火災抑制剤放射器 「クイックスプラッシャー」
高橋 宏幸 (日本ドライケミカル)
⑤ 火災時に命を守るための避難計画
萩原 一郎 (東京理科大学)
3.討論・意見交換(30分を予定)
進 行:桑名 一徳(東京理科大学)
まとめ:松山 賢 (東京理科大学)